腱鞘炎は手指の使いすぎによって起こることが多い疾患です。
- 1日中、スマホを使っている。
- パソコン(キーボード)をよく使う。
- 楽器をよく弾く。
など
そのほかにも、家事やスポーツなどで同じ動作を何度も繰り返すように手指を酷使されている方は、腱と腱鞘に負担がかかり、腱鞘炎を起こしやすくなります。
腱鞘炎は女性に多い疾患とされています。女性ホルモンの分泌が乱れる更年期をはじめ、妊娠から出産にかけての時期は、女性ホルモンの乱れが影響して腱鞘炎になりやすい傾向にあります。
また、高齢者の場合も発症することが多く、これは腱鞘や腱の組織が硬くなりやすいためと考えられています。日頃から手指を使う機会がないという方も、加齢によって腱鞘に炎症が起こりやすくなり、腱鞘炎を発症してしまうケースは少なくありません。