最終更新日:2023.08.21

貧血とは?症状と原因、鉄分不足の対処法と鉄分の補給方法を解説

貧血とは?症状と原因、鉄分不足の対処法と鉄分の補給方法を解説

貧血による、くらくらとした立ちくらみを経験されたことがある方は多いのではないでしょうか。

貧血は比較的、女性に多い病態です。しかし、年齢問わず実は乳児でも高齢者でも、貧血状態に陥るケースがあります。また、男性の貧血は、影に重篤な病気が隠れていることもあるため注意が必要です。

本記事は、貧血の症状を診察している医師に監修していただき、年齢や性別ごとに起こりやすい貧血の原因や、鉄分不足の対処法を解説しています。

貧血とは

貧血というと「血が足りない状態」をイメージすることも多いと思いますが実はそうではありません。

体内の赤血球量が減少し、それに伴って酸素運搬容量が減少している状態、つまり貧血は「血液が薄くなった状態」です。

貧血の主な原因は、血液中のヘモグロビンの減少です。

ヘモグロビンとは

ヘモグロビンはたんぱく質の一種で、酸素とくっつくことで全身へ酸素を送り届ける役割を持ちます。

ゆえに、ヘモグロビンが減少すると全身が酸欠状態になってしまい、貧血を起こしてめまいや動悸、息切れなどの症状があらわれます。

ヘモグロビンを作る材料のひとつとなる鉄分も、貧血との関連が深い栄養素です。鉄分は人体に必要なミネラルの一種ですが、人の体内では合成できません。そのため、鉄分不足を防ぐためには食べ物をはじめ、医薬品やサプリメントで補給する必要があります。

もし、鉄分を補うことができなければ、体内の鉄分は減っていくばかりで、貧血が悪化してしまう恐れがあります。鉄分が不足すると「鉄欠乏性貧血」という病態を引き起こします。

貧血の症状

貧血の重症度や進行の速さによって、症状は様々です。貧血が軽く、特に進行が遅い場合は、症状がまったく現れないこともあります。また、運動している間だけ症状がみられることもあります。

以下のような症状がある場合は、病態として進行している状態なので注意が必要です。

重度の貧血の症状

重度の貧血になると、

  • 気が遠くなる
  • めまいが起こる
  • のどが渇く
  • 発汗がみられる
  • 脈が弱くなる、脈が速くなる
  • 呼吸が速くなる など

さまざまな症状が併発して起こります。

また、脚の血行が悪くなっている場合や、肺や心臓に特定の持病がある場合には、運動中に筋けいれんを引き起こして太ももに痛みを感じたり、息切れや胸痛などの症状があらわれたりするようになります。また多量の出血が起こると貧血が急激に進行することがありますが、同様にこれらの症状が強く出ることが多いです。

ひどい貧血が続くと、安静にしていても症状が出るようになり、爪にも異常があらわれます。具体的には、爪がスプーンのように反り返る、弱くなって割れる、表面がはがれる、表面にみぞができてデコボコになるなどです。こうした状態になった場合、早めに受診しましょう。

貧血の受診のタイミング

貧血の受診のタイミングは、

  • 動悸
  • 息切れ
  • 疲労感

など、貧血症状がつらいと感じたときです。また、血便や血尿の症状がみられた場合は、早めの受診が望ましいです。

貧血の原因はさまざまですが、症状として黒いタール状の便、血尿・血便、喀血(せきとともに血が出る)がある場合は、出血が原因で貧血を起こしている可能性も考えられます。

尿の色が濃くなる、黄疸(皮膚や白眼が黄色っぽくなる)がみられるという場合は、赤血球の破壊が原因で貧血を起こしている可能性があります。

貧血の初期症状

貧血の初期はほとんど自覚症状はありません。また運動している時だけ症状が出るという方も多く、普段は症状が見られないため放置されがちです。

健康診断の血液検査で指摘されて、初めて自分が貧血であると気付く方も多いです。

その中でも、

  • 疲労感・倦怠感がある
  • 顔色が悪い(青白い)
  • 軽い運動でも動悸、息切れがする

などの症状が、貧血に気付く初期症状として考えられます。

貧血の場合、体の各組織や臓器が酸欠状態になっています。筋肉も酸欠状態になるため、疲労感・脱力感が強くなったり、疲れが取れにくくなったりといった症状がみられます。

さらに貧血によって皮膚を赤くしている色素が減るため、肌の赤みがなくなり、黄色っぽくくすんだ肌になります。他にも、目の結膜の赤みがなくなって白っぽくなったり、爪が白く見えるようになったりすることもあります。

貧血の主な原因

貧⾎は、赤血球のもとである「鉄分の不足」によるものというイメージが強いかもしれませんが、実はさまざまな原因があります。

貧血の主な原因は、

  • 赤血球・ヘモグロビンを作れない
  • 赤血球・ヘモグロビンがなくなってしまう

大きくこの2つに分類できます。

赤血球・ヘモグロビンを作れずに起こる貧血

⾚血球・ヘモグロビンを作るのに必要な栄養素(鉄、亜鉛、葉酸、ビタミンB12)が不足すると貧血の症状を引き起こします。

また、病気の発症によるものもあります。例えば骨髄の病気を発症すると、骨髄で赤血球が正常に作られなくなります。また、骨髄に血液を作らせるサインである「造⾎ホルモン」が腎臓で正常に作られなくなると、⾚血球・ヘモグロビンの量が減ってしまいます。

赤血球・ヘモグロビンがなくなることで起こる貧血

  • 頻発月経、過多月経などの月経異常
  • 胃・十二指腸潰瘍やがん など

出血によって赤血球・ヘモグロビンが不足してしまうことがあります。

また、

  • 細菌感染
  • 免疫の異常
  • 激しい運動 など

赤血球の破壊(溶血性貧血)によって、貧血が起こることがあります。

そのほか、貧血の原因について、性別や年齢ごとにさらに詳しく解説します。

女性を悩ます鉄欠乏性貧血の原因

鉄欠乏性貧血(読み方:てつけつぼうせいひんけつ)は、体内で赤血球の中に含まれるヘモグロビンの合成に不可欠な鉄が欠乏し、ヘモグロビンと鉄分が不足することで酸素の運搬能力が低下してしまう病態です。

全身に十分な酸素が供給されなくなることによって起こり、貧血の種類の中でももっとも多く発症するのがこの鉄欠乏性貧血です。とくに女性にみられることが多い疾患です。

女性は毎月訪れる月経で血を失うことから、女性の約10%は初経から閉経までの期間を鉄欠乏性貧血状態で過ごすといわれています。

通常よりも月経の経血量が多い「過多月経」に該当する女性の場合は、貧血の割合がより高くなります。

過多月経の原因には、

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮腺筋症
  • 子宮体がん
  • 子宮頸がん

などがあります。

その中でも原因として一番多いのが子宮筋腫とよばれる良性腫瘍で、20~35%程度の女性にみられます。

また、妊娠や授乳は、体内の鉄分が減少する要因となります。

以上のように、男性よりも女性の方が貧血になりやすいのは、これらの理由があげられます。

赤ちゃんにも影響する妊婦貧血

妊娠中は基本的に初期・中期・後期に血液検査が行われますが、検査で血中のヘモグロビン濃度が11g/dlを下回った場合、貧血と診断されます。

妊娠中の女性は、胎盤に送られる血液を通して、お腹の中の赤ちゃんに栄養や酸素を届けるため、妊娠していない状態に比べて循環血液量が増加します。妊娠中、血液量は増加し続け、妊娠28~36週頃には血液量が約1000ml(妊娠前の約1.5倍)まで増えます。このとき、主に増加するのは血漿(水分)で、赤血球の増加が追いつかない状態です。赤血球の増加が追いついていない血液は通常よりも薄まっており、この状態を「水血症」と呼びます。ゆえに、妊娠中は赤血球をたくさん作らなければならず、妊娠前よりも多くの鉄分を消費するため、貧血になりやすいのです。

妊娠後期になると、ママの体に蓄えられていた鉄は、お腹の中の赤ちゃんの成長のために優先的に使われるようになります。そのため、妊娠中期~後期は、妊娠初期の2倍以上の鉄分が必要になります。

妊娠時に重度の貧血になると、

  • 妊娠高血圧症候群や微弱陣痛
  • 分娩時の出血量の増加
  • 感染を起こしやすい

などの影響があります。また、胎児への影響としては、早産や発育遅延のリスクがあります。

産後は分娩時に失った血液を回復する時期でもあり、鉄が不足すると貧血になることがあります。母体の産後の回復が遅れやすくなるほか、母乳が出にくくなることがあります。

妊娠中から産後の期間は、鉄分を意識して摂取することが望ましいです。

子どもの貧血の原因(乳児や思春期)

実は乳児や思春期の子どもも貧血になることもあります。年代別に詳しく解説します。

生後9カ月ごろ〜2歳の子どもの場合

生後間もない赤ちゃんは、ママのお腹にいた頃に鉄を供給されていたため、基本的には鉄が欠乏することはありません。しかし、生後4~5カ月ごろになると鉄が不足することがあります。赤ちゃんの食事となる母乳には鉄が含まれている量が少ないためです。人工乳(ミルク)であれば、母乳よりも鉄がやや多く含まれていますが、赤ちゃんは鉄の吸収率が低いため、どうしても鉄が不足してしまうのです。

赤ちゃんは生後5カ月ごろから離乳食が始まり、食べ物から栄養を取るようになりますが、なかなか離乳食を食べてくれない場合も珍しくないので、鉄不足になることがあります。また、2歳ごろになっても特定の食べ物しか食べてくれない場合もあり、いつも同じメニューになってしまうことで鉄が不足し、貧血になりやすいのです。

乳児期は体と脳が著しく成長する大切な時期です。この時期に鉄欠乏になった場合、知能の発達に影響するという報告もあるので、乳児期は意識して鉄を摂取させるようにしましょう。

思春期の子どもの場合

乳児期だけではなく、小学校高学年から高校生までの思春期も、子どもの体が大きく成長する時期です。この時期は血液や筋肉が増加するので、鉄が必要になります。また、女子の場合は月経が始まり、毎月出血するようになることから鉄が失われます。ゆえに、思春期は子どもにとって鉄の需要が大きくなっている反面、失われやすい時期でもあります。 

子どもによっては、思春期に過度なダイエットをする例もあり、その場合は栄養不足による貧血を引き起こすことがあります。家庭では、子どもの普段の食生活などをチェックすることが大切です。

高齢者の貧血の原因

高齢者における鉄欠乏性貧血の場合、鉄分の摂取不足が原因になっているケースのほか、悪性腫瘍などの病気が原因となるケースもあります。病気が原因の場合は早期発見・早期治療が必要です。そのためにも、定期的な血液検査を受けましょう。

悪性腫瘍や感染症、膠原病といった慢性的な炎症が起こる病気にかかっていると、体内に鉄分があるにもかかわらず、スムーズに血液を作れなくなり、貧血の症状が出ることがあります。

また、骨髄異形成症候群や再生不良性貧血などの骨髄の病気にかかっている場合も、血液が正常に作られなくなります。

このような病気にかかっておらず、貧血の症状が出る場合もあります。その場合は、老化によって赤血球を作る能力が衰えていること、赤血球に深くかかわるホルモンへの反応が悪くなることが原因で起こる老人性貧血に該当することがほとんどです。

そのほか、高齢者が貧血を引き起こす原因としては、胃を全摘してビタミンB12が不足している、葉酸・亜鉛・ビタミンB6が必要量を下回っているなどが挙げられます。

高齢になると、貧血の症状が重大な病気にかかっているサインというケースも考えられるため、気になる症状がある場合は早めに受診しましょう。

男性の貧血の原因

貧血といえば女性に多いというイメージがありますが、男性でも貧血になることがあります。

月経・出産がない男性は、女性に比べると貧血になりにくいとされていますが、生活習慣によっては貧血を起こすことも十分考えられます。また、男性で貧血の場合、重大な病気が隠れていることもあるので、貧血の症状を感じたら受診するようにしましょう。

「偏った食生活を続けている」「大量に飲酒する習慣がある」「胃腸の働きが低下している」という場合は貧血になりやすい傾向があります。食事が偏っていると、身体に必要な栄養が十分に摂取できていない可能性が高くなります。ゆえに鉄分不足を引き起こしやすく、貧血になりやすいのです。

また、過度のアルコール摂取は、血液を作る成分の「ビタミンB12」「葉酸」の吸収を妨げ、貧血につながることがあります。

加えて、胃腸の機能が低下すると、健康的な食生活を心がけていても、鉄分の吸収に支障が出やすいため、貧血になりやすいといわれています。

貧血を引き起こす病気

貧血が起こる原因となる疾患には、以下が挙げられます。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍による貧血症状

胃潰瘍になると、胃酸などによって胃の粘膜が損傷したり、一部が欠けたりしまうことがあります。進行すると吐血・下血することがあり、それに伴う貧血症状がみられることがあります。

十二指腸潰瘍とは、胃酸などによって十二指腸の粘膜が損傷したり、一部が欠けたりしてしまうことがあります。胃潰瘍と同じく、進行すると吐血・下血することがあり、それに伴う貧血症状がみられることがあります。

胃がん・大腸がんによる貧血症状

胃がんの場合、初期段階ではほとんど自覚症状がありませんが、進行すると吐血・下血がみられるようになり、貧血になることがあります。貧血は胃がんの患者さんに多い症状のひとつでもあります。

大腸がんの場合、初期段階で症状が出ることは少ないものの、進行すると腸が狭くなって便秘や下痢がみられ、さらに慢性的な出血が起こって貧血を引き起こすことがあります。

子宮筋腫による貧血症状

子宮筋腫とは、子宮にできる良性腫瘍です。自覚症状がない場合も多いですが、筋腫が大きくなると頻尿、排尿や排便時の痛み、腰痛、生理痛の悪化がみられるほか、経血量が増加したり、月経期間が長期化したりするため、貧血につながることがあります。

慢性腎不全による貧血症状

慢性腎不全になると、吐き気、皮膚のかゆみ、食欲不振などの症状があらわれるだけでなく、赤血球にかかわりが深いホルモンが欠乏するため、貧血を引き起こすことがあります。

白血病による貧血症状

白血病になると、骨髄の異常により通常よりも白血球細胞が増えてしまい、正常な白血球が作れなくなります。
正常な白血球が作れなくなると同時に、赤血球や血小板なども減ってしまうことから、出血が起こりやすくなり、貧血になりやすい状態が続きます。

貧血の検査診断と基準値

貧血の検査では、血液検査で採取した血液のヘモグロビン値と、ヘマトクリット値(全血液量に占める赤血球の割合)を調べます。これらの値が低い場合は貧血と診断されます。
血液検査のほか、血液サンプルの顕微鏡による検査をしたり、まれではあるものの骨髄から採取したサンプルの検査などが行われたりすることもあります。

『血液検査の基準値(表1)』
1)赤血球=
   ・成人男子は450~500万個
   ・成人女子は400~500万個
2)ヘモグロビン濃度=
   ・男子は14~18g/dl
   ・女子は12~16g/dl
3)ヘマトクリット値=
   ・成人男子は41~51%
   ・成人女子は37~46%
※ヘマトクリット値とは、血液中に占める赤血球の容積の割合のことです。

貧血の治療方法

貧血の治療は原因によって異なります。

鉄や亜鉛などの栄養素不足による貧血は、食生活を改善して⾷事による栄養素の補給を行うとともに、鉄剤や亜鉛製剤などで投薬治療を行います。

投薬治療で鉄分を補給すると、1~2週間程度でヘモグロビン量の増加がみられます。ただし、途中で服用を止めてしまうと再度貧血になってしまうことが多いので、基本的には投薬治療を3~4ヶ月程度続けます。副作用が強い場合には、注射やシロップ剤に切り替えます。

病気による貧血の場合は、貧⾎を管理しながら病気に合わせた適切な治療を行います。頻発月経や過多月経が原因で貧血になっている場合は、投薬治療で月経周期や月経量をコントロールして様子をみます。

病気による出血が原因で貧血になっている場合は、出血で赤血球が作られる際に必要な鉄分が失われているため、まずは鉄分の補給を行います。錠剤を数カ月程度服用し、静脈から鉄分を投与することもあります。

貧血に関するよくあるご質問

何科を受診したら良いですか?

貧血の症状が気になる場合、まずは内科(女性の場合は婦人科も可)を受診しましょう。

「立ちくらみやめまいがするけれど、貧血からくるものなのか、疲れからくるものなのかよくわからない」「健康診断で貧血という結果が出たけれど、何科を受診すればいいかわからない」という場合も内科で問題ありません。女性の場合は婦人科でもいいでしょう。

内科または婦人科で検査した後、必要に応じて専門的な検査が可能な科へ紹介してもらうことも可能です。

貧血のほかに、便・尿の異常や食欲不振などが続いているという場合は、消化器系の病気の症状として貧血が起きている可能性も考えられます。特に、過去に胃潰瘍など消化器系の病気にかかったことがある場合は、すみやかに消化器内科を受診しましょう。

また、貧血だけでなく血尿が気になる場合は泌尿器科、貧血のほかに排泄時に鮮血が出る、痔の症状があるという場合は肛門科を受診してください。

貧血は遺伝しますか?

症状のひとつに貧血がある「発作性夜間血色素尿症」という病気は、遺伝することがあります。

この病気にかかると血液の膜が弱くなって壊れてしまい、発作的に醤油のような濃い色の尿が出て、貧血になることがあります。

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こちらの記事の監修医師

鈴木 吉也

まほろばレディースクリニック鈴木 吉也 先生

宮城県大和町「まほろばレディースクリニック」、院長の鈴木です。わたしは「女性特有の悩みをじっくり聞いて納得のいく治療法を一緒に探したい」という思いから、開院いたしました。

深刻な症状とまではいかないけれど、月経や生理周期に煩わされたり、振り回されている人は少なくありません。悩んでいるみなさまに少しでも快適な毎日を過ごせるよう方法をご提案いたします。

また、妊婦さんの健康状態と赤ちゃんの成長を見守るための健診を行い、安心してマタニティーライフを送れるようなサポートはもちろん、自分の健康を自分で管理する・子供を産むかどうか・いつ産むかなど妊娠出産に関することについてもご相談やお手伝いをいたします。

お一人おひとりのお気持ちやライフスタイルに寄り添った診療を行います。 どんなことでも大丈夫です。お体に不安を覚えたら、お気軽にご相談ください。

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