最終更新日:2023.09.19
監修医師のご紹介

山岡 正慶 先生
キラリこどもクリニック
- #小児科
新しい日常の中の小児科として、診療と子育て支援の地域のプラットホームとなるべく努めていく所存です。
この度、世田谷区太子堂に「キラリこどもクリニック」を開院させて頂くこととなりました。
私は幼少期に重度の喘息で入退院を繰り返していました。そして当時この太子堂にあった国立小児病院で喘息治療を受けた経験から小児科医を目指しました。
医師になってからは、助からない命や重度の障害をもたらす病気をどうにかしたいと思い、子どもの脳腫瘍や遺伝病の治療開発に取り組んできました。
しかし、小児科医になって10年目にして自分に子どもを授かり、小児科医としてのアイデンティティが大きく揺らぎました。
難しい病気の診断や治療も大切だが、自分の子が今後生きていくこの社会がずっと明るいものであり続けられるよう小児科医として活動したいと思い、この生まれ育った太子堂の地で開業する流れとなりました。
今般の新型コロナウイルスの流行によって、人々の生活様式だけでなく医療の在り方も大きく変わりました。
しかし、親が子どもを思う気持ちはコロナ前後で全く変わるものではありません。
発熱やちょっとした不機嫌も不安になると思います。また、コロナ禍で親個人としても安定した精神状態であり続けることが難しい中、育て辛さや漠然とした不安を感じることは極めて自然なことです。
我々、子どもに関わる医療者は、子どもたちの症状や保護者の方の不安を今まで以上に丁寧に受け止め、各々の家族に置かれた状況に即した医療を提供する必要があると考えます。
当院は既存のテナントを用いた診療所ではなく、感染症にも万全に対応できるようゼロから作り上げた診療所です。
新しい日常の中の小児科として、診療と子育て支援の地域のプラットホームとなるべく努めていく所存です。
どうぞ最大限ご活用いただき、キラリと光る子どもたちの未来を是非一緒に作っていきましょう。
略歴
- 2006年3月 東京慈恵会医科大学医学部卒業
- 2006年4月 初期臨床研修医
- (東京慈恵会医科大学附属病院)
- 2008年4月 東京慈恵会医科大学小児科学講座入局
- 2008年7月 神奈川県立汐見台病院小児科
- 2010年4月 東京慈恵会医科大学
- 附属病院小児科
- 副病棟長、セーフティーマネージャー
- Team COVID-19メンバー
- (小児・周産期担当)
- 小児感染対策チームメンバー
- (リーダー)
- 日本造血細胞移植学会移植WGメンバー(固形腫瘍WG)
- 2020年4月 子ども在宅クリニックあおぞら診療所墨田非常勤医(兼任)
資格・学会・役職等
- 小児科専門医・指導医(日本小児科学会認定)
- Infection Control Doctor(日本集中治療医学会推薦・ICD認定)
- がん治療認定医(日本がん治療認定医機構)
- 小児血液がん専門医(日本小児血液がん学会認定)
- 細胞治療認定管理師(日本造血細胞移植学会認定)
- 小児慢性特定疾患指定医・難病指定医