監修医師のご紹介

こばやし たかよ
小林 貴代 先生
TAKAYO乳腺クリニック
「小さな気づきが、大きな未来を守る」
このたび、神戸市三宮で乳腺外科クリニックを開業することになりました 小林 貴代(こばやし たかよ) と申します。
私はこれまで、外科医・乳腺外科医として、主に手術治療をメインに携わって参りました。 多くの方にとって、手術を受けるということは人生の一大事で、決意や勇気を伴うものです。 その大切な部分を引き受けるということに、大きなやりがいと使命感を感じて、日々の診療に取り組んできました。 多くの方に手術や薬物治療を行ってきて、今思うことは、「早期発見に勝る治療はない」ということです。 乳がんの10年生存率は0期でほぼ100%、1期で約95%と、他のがんに比べ、高い生存率を誇ります。 0期や1期で治療すれば、文字通り「がんが根治」し、その後の人生も穏やかに過ごせる可能性がずっと高くなります。では、早期発見するためにはどうしたらよいのでしょうか?
「自分の乳房に関心を持つこと」と「乳がん検診を定期的に受けること」、これに尽きると思います。しかしながら、どちらもされていない方が、私が思っている以上にとても多いと感じました。 検診の重要性をより多くの方に知っていただき、とにかくまず検診を受けていただくこと。 乳がんが見つかった場合は、適切な治療が受けられるよう導いていくこと。 乳がん治療の経過に寄り添っていくこと。 そして何よりも、がんになったとしても、ご自身の人生を楽しむことを忘れないでいただきたい。 そのお手伝いを微力ながら私ができればと思い、開業することを決めました。これからよろしくお願いいたします。
TAKAYO乳腺クリニックは、「ブレスト・アウェアネス」をコンセプトに、乳がんの早期発見・予防の重要性を広め、お一人おひとりの健康と美しさを支えるクリニックです。「小さな気づきが、大きな未来を守る」という理念のもと、乳房を意識する生活習慣の普及に努め、健やかで自分らしく生きる未来へとつなげるお手伝いをいたします。 当クリニックでは、女性専門医と女性スタッフが、患者様に寄り添った診療を行います。痛みの少ない3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)や骨粗しょう症発見のための骨密度検査(DEXA法)を導入し、乳がん検診をはじめとする乳房の健康管理をサポートします。また、乳がんの術後ケアにも力を入れ、身体的な治療だけでなく、精神的なサポートも大切にしています。 乳がんの予防・早期発見から、術後のフォローアップ、健康と美しさをサポートする総合的なケアまで、私たちは患者様お一人おひとりの未来を守るために尽力いたします。 三宮各駅から徒歩5分とアクセスも良好です。ぜひお気軽にご相談ください。
略歴
- 大分医科大学医学部卒業
- 神戸大学医学系医学科博士課程修了
- 神戸大学医学部附属病院 第2外科
- 兵庫県立こども病院 外科
- 三木市立市民病院 外科・心臓血管外科
- 愛仁会 千船病院 外科
- 甲南病院 外科
- 兵庫県立西宮病院 外科
- 兵庫県立加古川医療センター 乳腺外科
資格・学会・役職等
- 医学博士
- 日本外科学会 専門医
- 日本乳癌学会 乳腺専門医
- 検診マンモグラフィ読影認定医師
- 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会