最大の違いは分割回数と金利です。
クレジットカードの分割払いは一般的に24回程度が上限で、リボ払いは実質年率15%前後になるケースが多いです。一方、クリニック提携の医療ローンは最大84回まで対応しているケースがあり、金利0%キャンペーンが適用されることもあります。大きな金額を長期で返済したい場合は、クレジットカード分割よりも医療ローンのほうが毎月の負担を抑えやすいケースが多いです(ただし通常金利の医療ローンでは、返済期間が長いほど総支払額は増える点に注意が必要です)。
「ICLを受けたい。でも一括で50万円以上は、正直キツい……」
そう思って、ずっと先送りにしていませんか?
実は、ICLを受ける人の多くが医療ローン(分割払い)を賢く活用しています。月々の支払額は、条件によっては3,000円〜10,000円程度。毎日使い捨てコンタクトを使っている方なら、今と変わらない出費感覚で裸眼の生活を手に入れられる計算です。
この記事では、医療ローンの金利・審査・具体的なシミュレーションを徹底解説します。「一括じゃないと無理」という思い込みを、数字で解消しましょう。
この記事のポイント
目次
まず、多くのクリニックで導入されている分割払い(医療ローン)の概要をまとめます。
クリニックごとに提携しているローン会社・キャンペーン内容が異なるため、最終的な金利は無料カウンセリング時に必ず確認することをおすすめします。
| 項目 | 内容の目安 |
|---|---|
| 最大分割回数 | 36回〜84回(クリニックにより異なる) |
| 実質年率(通常時) | 3.0%〜15.0%程度 |
| 金利0%キャンペーン | 一定期間・一定回数まで適用するクリニックあり |
| 月々の最低支払目安 | 3,000円〜(総額・回数・金利による) |
| 審査主体 | 提携ローン会社(クリニックが審査するわけではない) |
💡 ポイント:「金利0%キャンペーン」は期間限定・回数制限つきが多いです。適用条件をカウンセリング前にウェブで確認しておくと話がスムーズです。
「具体的に毎月いくら払うの?」——これが一番気になるところですよね。代表的なパターンで試算してみます。
| 分割回数 | 金利(実質年率) | 月々の支払額 | 総支払額 |
|---|---|---|---|
| 24回(2年) | 0%(キャンペーン適用) | 約19,200円 | 460,000円 |
| 36回(3年) | 5.0% | 約13,800円 | 約496,800円 |
| 60回(5年) | 8.0% | 約9,300円 | 約558,000円 |
| 84回(7年) | 8.0% | 約7,200円 | 約604,800円 |
| 分割回数 | 金利(実質年率) | 月々の支払額 | 総支払額 |
|---|---|---|---|
| 24回(2年) | 0%(キャンペーン適用) | 約25,000円 | 600,000円 |
| 36回(3年) | 5.0% | 約18,000円 | 約648,000円 |
| 60回(5年) | 8.0% | 約12,200円 | 約732,000円 |
| 84回(7年) | 8.0% | 約9,400円 | 約789,600円 |
※上記はあくまで概算シミュレーションです。実際の支払額は提携ローン会社・適用金利により異なります。
「月々1万円のローン」と言われると高く感じますが、今のコンタクト代と比べてみてください。
| 比較対象 | 月額コスト目安 |
|---|---|
| 1dayコンタクト(両眼)+ケア用品 | 約6,000〜9,000円 |
| 2weekコンタクト(両眼)+ケア用品 | 約3,000〜5,000円 |
| ICLローン返済(60回・46万円・金利8%の場合) | 約9,300円 |
| ICLローン返済(84回・46万円・金利8%の場合) | 約7,200円 |
コンタクトユーザーが毎月支払っているお金を、そのままICLのローン返済に充てるだけ。
しかも、ICLは一度受ければ半永久的に裸眼に近い生活が続きます。コンタクトは一生払い続けるコスト。ICLのローンは、終わりがあるコスト。どちらが「お得」かは、数字を並べると自ずと見えてきます。
💡 試算:1dayコンタクトを月7,000円使っている人が30歳でICLを受け、80歳まで生きるとした場合、コンタクト代の総額は約420万円。ICLの総支払額(60万円・金利込み)と比較すると、生涯コストは大幅に抑えられる計算です。(視力変化・追加処置が必要になるケースは別途考慮が必要です)
「ローンって審査が怖い」という方も多いです。ただ、医療ローンはショッピングローンや住宅ローンと比べると、審査のハードルは比較的低めと言われています。
正社員・公務員はもちろん、アルバイト・パート・派遣社員でも通過するケースは多いです。専業主婦(夫)の場合も、配偶者の収入を世帯収入として申告できる場合があります。学生の方は、保護者の同意・連帯保証が求められるケースが一般的です。
過去にクレジットカードや各種ローンの支払い遅延・滞納・強制解約などがないことが審査通過の大前提です。複数のカードを持っていること自体は問題ありませんが、現在進行形で延滞がある場合は審査に影響します。
多くの提携ローン会社では20歳以上を申込条件としています。未成年の方はクリニックによって対応が異なるため、事前に確認が必要です。
💡 実践アドバイス:「審査に通るかどうか不安」という方は、無料カウンセリングの際に「匿名でローンシミュレーションだけしてもらえますか?」と相談するのが一番確実です。多くのクリニックでは、正式な申込前に概算シミュレーションに応じてくれます。審査自体は、多くの場合当日〜数日以内に結果が出ます。
メリットが多い医療ローンですが、選ぶ際にいくつか注意が必要なポイントがあります。
60回・金利8%で46万円を借りた場合、総支払額は約558,000円。つまり、金利手数料だけで約98,000円上乗せされます。これは「月々安くなる代わりに、トータルでは高くなる」というトレードオフです。
金利0%キャンペーンが適用される期間・回数に収まるなら、実質的な追加負担はゼロ。まずはキャンペーン条件を最優先で確認することをおすすめします。
「ローンで払うと医療費控除が使えないのでは?」と誤解している方がいますが、一般的にはローン利用でも医療費控除の対象になります。
ただし、控除の対象範囲はローンの仕組み(ローン会社がクリニックへ立替払いをする形式かどうかなど)によって異なります。「いつ・いくら申告できるか」は、利用するローン会社の契約内容や税務署の判断によって変わるケースがあるため、確定申告前に必ず税務署または税理士に確認してください。
👉 医療費控除の詳細(所得別シミュレーション・申告手順)は、ICL費用の詳細解説記事をご参照ください。
「審査に落ちるのが怖いから、複数クリニックで同時に申し込もう」というのはNGです。複数のローン申込が短期間に行われると、信用情報機関に記録が残り、かえって審査に悪影響が出ることがあります。まず1社でカウンセリングを受け、条件を比較してから申し込む順序が賢明です。
最大の違いは分割回数と金利です。
クレジットカードの分割払いは一般的に24回程度が上限で、リボ払いは実質年率15%前後になるケースが多いです。一方、クリニック提携の医療ローンは最大84回まで対応しているケースがあり、金利0%キャンペーンが適用されることもあります。大きな金額を長期で返済したい場合は、クレジットカード分割よりも医療ローンのほうが毎月の負担を抑えやすいケースが多いです(ただし通常金利の医療ローンでは、返済期間が長いほど総支払額は増える点に注意が必要です)。
クリニックによって異なりますが、年度末(3月)や繁忙期(春・秋)に合わせてキャンペーンを設定しているケースが見られます。
また「先着〇名」「〇回払いまで」といった条件付きのものも見られるため、カウンセリング時に必ず有効期限と適用条件を確認することをおすすめします。
医療ローンは基本的に施術を受ける本人名義での申込が原則です。
連名契約には対応していないケースがほとんどです。ただし、専業主婦(夫)など本人収入がない場合は、配偶者の収入を世帯収入として申告できる場合があります。詳しくは提携ローン会社の条件をご確認ください。
可能ですが、短期間に複数社へ申し込むと信用情報機関に記録が残り、審査にマイナスの影響が出ることがあります。
一度審査に通らなかった場合は、理由を整理したうえで(延滞歴の有無・借入残高の確認など)、一定期間を置いてから再申込することをおすすめします。
多くの医療ローンでは繰り上げ返済・一括返済が可能です。
残債を一括で返済することで、以後の金利手数料をカットできます。ただし、ローン会社によっては繰り上げ返済手数料が発生する場合もあります。契約前に「繰り上げ返済の条件」を確認しておくと安心です。
安定収入がないと審査通過は難しいのが現状です。
ただし、配偶者など世帯内に収入がある場合は申込できるケースもあります。また、内定が決まっている・近日中に就職予定という場合は、クリニックのスタッフに相談してみると、審査タイミングのアドバイスをもらえることがあります。
クリニックによって異なります。
クレジットカード払いに対応しているクリニックであれば、カード利用分のポイントは通常通り付与されます。ただし、医療ローンとカード払いを併用できるかはクリニックの支払いルールによるため、カウンセリング時に確認することをおすすめします。
まず前提として、ICLではレンズ発注後のキャンセルは返金不可とするクリニックも多く、返金自体が認められないケースもあります。
術前にキャンセルポリシーを必ず確認しておくことをおすすめします。返金が認められた場合は、返金分がローン残債の繰り上げ返済に充当されるのが一般的ですが、対応はローン会社によって異なります。
給与所得者(会社員)の場合、その年の医療費の自己負担合計が10万円を超えると医療費控除の対象となり、確定申告で税金の還付を受けられる可能性があります。
ICLの費用は高額になるケースが多いため、対象になるケースは多いです。なお、年末調整では医療費控除は申告できないため、別途確定申告が必要です。適用範囲の詳細は税務署または税理士にご確認ください。
クリニックによっては対応可能な場合があります。
ただし、両眼を同日に手術するケースが一般的で、片眼ずつ別日に行う場合は追加の検査費用が発生することもあります。費用・ローン契約の分割方法も含め、カウンセリング時に希望を伝えて確認することをおすすめします。
一括払いのお金が貯まるのを待っている間も、毎月のコンタクト代はかかり続けます。1dayコンタクトを月7,000円使っているなら、1年間で84,000円。2年待てば168,000円が消えていきます。
医療ローンをうまく使えば、今すぐ手術を受けて、コンタクト代をそのままローン返済に充てるという選択ができます。総支払額を抑えたいなら、金利0%キャンペーンのタイミングを狙うのがベストです。
「一括払いできるまで待つ」ことが必ずしも賢い選択とは限りません。数字を見れば、「今すぐ受ける」ほうが合理的なケースは多いのです。
ただし、ICLは眼に行う手術であり、費用面だけで判断するものではありません。適応条件・合併症リスク・将来の視力変化なども含め、担当医とよく相談したうえで、ご自身のペースで判断してください。
この記事のまとめ
金利条件・分割回数・スタッフの丁寧さは、クリニックによって大きく異なります。ローンの使いやすさも含めてクリニックを比較したい方は、下記のランキング記事をご覧ください。無料カウンセリングだけでも、具体的な月々の支払いシミュレーションを出してもらえます。
👉 【全国おすすめICLクリニック比較ランキング】はこちら

たかはし眼科髙橋 俊明 先生
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